豆腐のたんぱく質は女性の美容にも効果的
  皮膚の細胞を作っているのはたんぱく質です。 この細胞は、およそ4週間のサイクルで交替し、古い細胞から新しい細胞へと、たえず変化しています。 ですから、人間はつねにたんぱく質を補給しなければなりません。 しかし、動物性のたんぱく質を取ると、同時に飽和脂肪酸を含む脂肪も吸収されます。 すると、過剰な油が皮膚から分泌されて、毛穴が大きく開いてしまうのです。 なめらかな肌を保つには、豆腐をはじめとする大豆食品の、植物性たんぱく質をとる方が効果的なのです。

また、女性に多い便秘も、肌のトラブルの原因となります。 腸の働きを活発にするためには、繊維質を取ることが大切ですが、豆腐の副産物であるおからには、食物繊維がそのまま残されています。 豆腐と一緒におからを食べることは、肌にとって理想的だと言えるでしょう。

さらに最近見直されているのが、イソフラボンと言われる成分。 これは女性ホルモンのエストロゲンと同じような働きをしてくれます。 生理不順などの症状を緩和し、カルシウムが骨から溶け出すのを防いだり、コラーゲンの代謝も促すのでお肌にも良い効果を与えます。 更年期障害が欧米に比較して日本や中国で少ないのは、豆腐を食べているのが理由だそうです。
       
豆腐がダイエットにいい理由
  豆腐の原料である大豆は、畑の肉と呼ばれるほど、たんぱく質が豊富に含まれています。 人間の体のほとんどは、水とたんぱく質で形成されています。
特にダイエッターに重要なのは筋肉。筋肉は活動中はもちろん寝ている間や平静時も代謝を続けています。だからたんぱく質が不足すると筋肉が衰え、代謝が悪くなりやせづらい体質になってしまうのです。
  大豆はそのままでは調理に時間がかかり、消化もあまり良くないのですが、豆腐になると消化率はほぼ100%。 そのため、木綿豆腐一丁(300g)だったらおよそ20gのたんぱく質をまるごと摂取できます。 そして、注目したいのはカロリーの低さ。100gあたりのカロリーを他の食物と比べると、例えば白米が172kcal、豚肉ロース263kcalなのでその差は一目瞭然。 主食としてもおかずにしても、栄養価は高く低カロリーの、ダイエット中にはうれしい食材です。
そして、たんぱく質を構成している20種のアミノ酸の中には、脂肪を燃焼する働きがあるものも。 特にビタミンB群と一緒に摂取すると脂肪燃焼効果が高まります。良質のたんぱく質を含んでいる豆腐を食べるだけで、自然とアミノ酸を取り入れられます。
   
妊婦さんにも赤ちゃんにもおすすめの食材
  妊娠時のつわりで食欲不振のときも、喉ごしのよい豆腐は強い味方です。 胎児の発育のほか、子宮や胎盤、羊水の組織の維持、増殖に、たんぱく質は不可欠な栄養素です。たんぱく質を多く含む豆腐は、食べやすいというだけではなく、栄養的な面からも妊婦におすすめの食品なのです。
  また、良質なたんぱく質が豊富な他、赤ちゃんにも不足しがちな鉄分も含まれています。消化吸収もよく、つぶしやすく、食べやすいので離乳食に最適です。
もめん豆腐のほうが栄養面ではすぐれていますが、きぬごし豆腐のほうが、水分も多く滑らかなので、より離乳食に向いています。 豆腐を離乳食に使う時は、必ず湯通しや電子レンジで過熱して、過熱殺菌を行ってから使います。

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