植物性たんぱく質と脂肪を含む、豆腐の効能
  昔から豆腐は、これを精進料理として食していた僧侶や多く摂っていた地方に長寿者が多いことから、長寿食とも言われてきました。 栄養学等の確立により、極めて高い良質たんぱく食品であることが科学的にも立証され、栄養面ですぐれた食品と言われるようになり、 今では世界各国で食べられています。
  さらに、最近では、癌、高血圧、動脈硬化、心臓病、糖尿病あるいは成人病、肥満等々の増加を背景に、 これら病気の発症の抑制や回復、健康の維持に果たす食品の機能(機能性食品)が注目されています。 豆腐の成分にそれらの機能のあることが次々に解明されつつあります。
 
  豆腐が健康食品といわれるのは、植物性の脂肪をたんぱく質に次いで多く含んでいるからでもあります。
植物性の脂肪は不飽和脂肪酸で、 コレステロールを少なくする働きを持っています。同じ脂肪でも動物性のものは、 飽和脂肪酸を含み、血液中のコレステロールを増やしてしまいます。コレステロールは、肥満、動脈硬化、心臓病など、成人病の原因です。 成長期の子どもの肥満解消にも、豆腐を与えるといいでしょう。たんぱく質は、動物性1:植物性2の割合が効果的といわれています。

大豆は消化のあまり良くない食物とされていますが、豆腐となった場合、その吸収率は極めて高く、92〜98%が消化吸収されるとされています。
  豆腐は、大豆の組織を十分壊し(磨砕)、タンパク質や脂肪等を一旦遊離させた上で、消化の悪い繊維質を除いて(おからに移行) もう一度固めたものですから、消化吸収が良いのです。 栄養的に優れているが消化のあまり良くない大豆を、消化吸収の良いように加工したのが豆腐といえます。

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